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恐竜はすごい、鳥はもっとすごい!
主催:光文社、共同主催:紀伊國屋書店
<日時>
2025 年 3 月 11 日(火)18:30~
所要時間:90分(トーク60分+質疑応答15分+サイン会15分)
<会場>
紀伊國屋書店新宿本店 3F アカデミック・ラウンジ
<内容>
恐竜界のスーパースターといえば、白亜紀末期のティラノサウルスでしょうか。彼らの出現する遙か1億年以上昔の三畳紀に、鳥類の先祖と言われる初期獣脚類(例えばコエロフィシス)が、この世の春を謳歌しておりました。その頃、地上には酸素濃度が10%しかありません。どれくらい過酷かというと、酸素ボンベが必須のエベレスト山頂付近(酸素濃度7%)を想像してもらうといいでしょう。人間ならすさまじい息苦しさを感じる世界で繁栄した初期獣脚類、マジすげえ存在です。ちなみに白亜紀末期は現在の酸素濃度20%に近づいています。
時代が下って鳥類が登場。多くの登山家が、エベレスト上空を悠々と飛ぶアネハヅルの群れを目撃しているというのですから、その身体能力の高さたるや! ティラノサウルスさえもかすむようなその力をどうやって獲得したのか、著者の佐藤先生と本書で復元画を担当した伊藤先生にじっくり語っていただきます。
<登壇者>
佐藤拓己(さとう たくみ)
1961年岩手県生まれ。東京工科大学応用生物学部教授。岩手県立一関第一高等学校理数科、東京大学農学部畜産獣医学科卒業。京都大学大学院医学系研究科分子医学専攻博士後期課程修了。博士(医学)。大阪大学蛋白質研究所研究員、財団法人大阪バイオサイエンス研究所研究員、岩手大学工学部准教授、米国サンフォード・バーナム研究所研究員を経て現職。麻布大学獣医学部客員教授兼務。専門は神経科学、抗老化学。著書に『脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命 』(光文社新書)、『ケトン体革命』(エール出版社)、鳥と恐竜についての論文に「Bird evolution by insulin resistance (鳥への進化はインスリン耐性から始まった)」がある。最新刊は 『恐竜はすごい、鳥はもっとすごい! 低酸素が実現させた驚異の運動能力』(光文社新書)。
伊藤丙雄(いとう あきお)
1966年千葉県市川市生まれ。東京工科大学副学長、同大学大学院デザイン研究科長、デザイン学部教授。 ‘90年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、‘92年同大学大学院形成デザイン専攻修了。修士(芸術)。文化女子大学短期大学部(現文化学園大学)生活造形学科准教授、東京工科大学デザイン学部准教授などを経て、‘15年に現職。専門分野は、イラストレーション、グラフィックデザインなど。主に復元画を担当した著書に『新版 絶滅哺乳類図鑑』『絶滅した哺乳類たち』(以上、丸善出版)、『恐竜の描き方』(誠文堂新光社)、『小学館の図鑑NEO恐竜』『小学館の図鑑NEO大むかしの生物』(以上、小学館)、特別展の復元画では『絶滅した大哺乳類たち』(1995年 国立科学博物館)、『人体の世界』(1995年 国立科学博物館ほか)、『大恐竜展』(1998年、2009年 国立科学博物館ほか)、『太古の哺乳類展』(2014年 国立科学博物館)ほか多数。復元画を担当した最新刊は 『恐竜はすごい、鳥はもっとすごい! 低酸素が実現させたを驚異の運動能力』(光文社新書)。
<注意事項>
・ご参加の方は開演時間までに会場にお越しください。開演時間に遅れた場合、お席をご用意できない場合がございます。
・今回のトークイベントは本サイト(ココデジ)での録画配信を予定しております。撮影にあたっては必要な配慮をいたしますが、ご参加のお客様の姿がやむをえず映り込む可能性もございますので、あらかじめご了承のほどお願い申しあげます。
・イベント会場内では撮影、録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約のお申し込みは定員になり次第、受付終了させていただきます。