毎年、年始には恒例の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を楽しむ方も多いのではないでしょうか。このように身近になったクラシック音楽ですが、日本にやってきたのは明治の頃。本書の著者は「日本における西洋音楽の導入において、いかに我々は間違ってそれらを受け入れ、その上その間違いに誰も気がつかず、あるいは気がついた者がいたとしても訂正せず、しかも現在まで間違い続けている」と厳しい目を向けます。どうしてそんな歪んだ状況に陥っているのでしょうか。長年ウィーンに暮らし、作曲家・指揮者として活躍する森本恭正さんに解説していただきましょう。
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