恐竜界のスーパースターといえば、白亜紀末期のティラノサウルスでしょうか。彼らの出現する遙か1億年以上昔の三畳紀に、鳥類の先祖と言われる初期獣脚類(例えばコエロフィシス)が、この世の春を謳歌しておりました。その頃、地上には酸素濃度が10%しかありません。どれくらい過酷かというと、酸素ボンベが必須のエベレスト山頂付近(酸素濃度7%)を想像してもらうといいでしょう。人間ならすさまじい息苦しさを感じる世界で繁栄した初期獣脚類、マジすげえ存在です。ちなみに白亜紀末期は現在の酸素濃度20%に近づいています。
時代が下って鳥類が登場。多くの登山家が、エベレスト上空を悠々と飛ぶアネハヅルの群れを目撃しているというのですから、その身体能力の高さたるや! ティラノサウルスさえもかすむようなその力をどうやって獲得したのか、著者の佐藤先生と本書で復元画を担当した伊藤先生にじっくり語っていただきます。
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