オノマトペとは、「わんわん」などの動物の声を写す言葉とか、「がたごと」「べたべた」などの物音や状態をいかにもそれらしく写し取った言葉の総称です。日本語は、こうしたオノマトペの多いことが大きな特色。にもかかわらず、幼稚な言葉だと思われ、研究対象にすらならなかったのです。でも、実は、限りなく大きな力を持って日本語を支えています。オノマトペは、どんな力を持っているのか? これをお話しすることが、本日のメインテーマです。
『男は「よよよよよよ」と泣いていた―日本語は感情オノマトペが面白い』は、こうした話を土台にすると、さらに楽しめます。「泣く」「笑う」関係のオノマトペを丹念に調べて、意外な日本人の姿を明らかにした本だからです。たとえば、男が人前で「よよ」と大泣きをすることこそ魅力的であった時代があった! いつ? なぜ? 男が普通に「ほほ」と笑っていた時代があった! 現代人の意表を突く新事実が詰まっています。これらは、どうか、本のほうで続いて読み、考え、知的好奇心を満たしてください。
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