◆動画の内容
建前とコミュニケーションといえば、何を思い浮かべるだろう?
みなさんも相手の本心がわからず、気疲れを経験したことがあるのではないでしょうか。
おそらくそれは誤ったコミュニケーションがもたらした「症状」なのです。
コミュニケーションというのは人間らしい「モノ」だけではなく、私たちの生存のために不可欠な社会的機能と言えます。
心の不調を経験した時に、うまくコミュニケーションを取ることは命綱となるでしょう。
「コミュニケーションは文化の影響を受けているのか?」。これが本書執筆のきっかけになった著者の自問です。
日本のコミュニケーションスタイルの不健全な側面が特定できれば、精神健康度を高めるような話し方に切り替えることができるでしょう。
著者は異文化から
診た日本のコミュニケーションを解析し、日本人をもっと幸せにするために、日常生活における誤ったパターン、スタイルを指摘しながら、個性的な理論を展開します。
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◆講師紹介
パントー・フランチェスコ
イタリア シチリア島出身。ローマのサクロ・クオーレ・カトリック大学医学部卒業。
ジェメッリ総合病院を経てイタリアの医師免許を得てから来日し、日本の医師免許を取得。
筑波大学大学院博士号取得(医学)。慶應義塾大学病院の精神・神経科教室に入局し、現在は複数の医療機関にて精神科医として臨床している。
文化医学、社会精神医学、人類学への興味を持っており、何より自身が幼少期より慣れ親しみ、勇気づけられた日本のアニメ、漫画、ゲーム等を深く敬愛しており、その分野に精通した生粋の「オタク」。
今後は、社会評論の分野で活躍しつつ、日本の誇るべき文化の一つであるポップカルチャーを生かし、世界中の若者のメンタルヘルスを支援するツールを開発することを目標としている。具体的には、自身の提唱する「アニメ療法」の理論に基づいた娯楽作品(アニメ・漫画・ゲーム・ライトノベルなど)の制作に尽力していく。
2022年12月、光文社新書にて初の著作『アニメ療法 ~心をケアするエンターテインメント~』を出版。2023年5月『イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ』(イーストプレス)、2023年9月『日本のコミュニケーションを診る~遠慮・建前・気疲れ社会』(光文社)を出版。
また、取材を受けたニュース記事(朝日新聞、日経新聞など)が大きな話題となり、TV出演などのオファーも増えている。
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