本イベントは参加無料です。「カートに入れる」ボタンよりお申し込みをお願いします。
お申し込みは1名ずつとなりますので、複数名でご参加の場合も、お手数ですがお一人ずつお申し込みをお願いします。
シン・文化系のための野球入門
主催:光文社、共同主催:紀伊國屋書店
<日時>
2025 年 6 月 4 日(水)19:00~
所要時間:90分(トーク60分+質疑応答15分+サイン会15分)
<会場>
紀伊國屋書店新宿本店 3F アカデミック・ラウンジ
<内容>
日本のスポーツの代表格といえる野球に対するイメージは、今や大きく二分されています。マスメディアでは大谷翔平選手が活躍すると何度もホームランの映像を放映し大騒ぎ、一方でSNSなどネットの世界では野球批判の声のほうが大きい状況です。
会社員が「あいつ体育会系だから」と同僚のことを噂する場面があるとします。その時の「あいつ」は単に運動部の経験者というだけでなく、運動部的な上下関係や理不尽な命令にさえ耐える組織文化を許容する、ちょっと困った人というニュアンスが混じり込んでいないでしょうか。一方、「あいつ文化系だから」という場合は、身体を動かすよりも文学や映画、音楽など「文化的」なことを好むリベラルな人という、どちらかといえばポジティブなニュアンスがあります。
こうした「体育会系/文化系」という二分法は、さまざまな点で問題があると著者は指摘します。日本でもっともポピュラーなスポーツである「野球」を手がかりに、私たちが「スポーツ」や「運動」、あるいは「からだ」を、今までと違った見方で捉えるおもしろさを解き明かしていきます。
<登壇者>
中野慧(なかの・けい)
編集者・ライター。1986年、神奈川県生まれ。一橋大学社会学部社会学科卒、同大学院社会学研究科修士課程中退。批評誌「PLANETS」編集部、株式会社LIG広報を経て独立。構成を担当した主な本に『共感という病』(永井陽右著、かんき出版)、『現代アニメ「超」講義』(石岡良治、PLANETS)、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(宇野常寛著、朝日新聞出版)など。初の自著『文化系のための野球入門 「野球部はクソ」を解剖する』(光文社新書)が体育会系、文化系の垣根を超えて話題に。現在は「Tarzan」などで身体・文化に関する取材を行いつつ、企業PRにも携わる。クラブチームExodus Baseball Club代表。
<注意事項>
・ご参加の方は開演時間までに会場にお越しください。開演時間に遅れた場合、お席をご用意できない場合がございます。
・今回のトークイベントは本サイト(ココデジ)での録画配信を予定しております。撮影にあたっては必要な配慮をいたしますが、ご参加のお客様の姿がやむをえず映り込む可能性もございますので、あらかじめご了承のほどお願い申しあげます。
・イベント会場内では撮影、録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約のお申し込みは定員になり次第、受付終了させていただきます。